消防官採用試験

頻出質問40選!消防官の採用面接で聞かれる内容と回答のコツ

こんにちは、元東京消防庁消防官のイシカワです。

今回は、消防官採用試験の面接で聞かれやすい頻出質問40個と、それぞれの質問意図回答のコツを紹介します。

どれだけ準備をしても不安がつきない面接対策ですが、定番質問を把握し、面接官の視点を知った上で受け答えの練習をしておけば、それが本番での自信につながります。この記事の質問例と解説を参考に、ぜひ皆さんの面接対策をレベルアップさせてください。

なお、今回紹介する質問は、YouTube動画「イシカワの消防模擬面接」を使って模擬面接することができます。

また、「自分ひとりでは受け答えが思いつかない」という方や、「対策はしたいけど本番まで時間がない」という方に向けて、すべての質問の回答例をまとめたテキストも別途配信中ですので、必要に応じてご活用ください。

消防官採用面接・頻出質問40選

項目説明

  • 質問の意図
    その質問をする主な理由・背景・面接官の視点などをまとめています。
  • 回答のポイント
    受け応えをする際の注意点をまとめています。
  • 深掘り質問
    連続して聞かれやすい深掘り質問です。

試験直前期で対策を始める方は【重要】マークのある質問だけでもチェックしておきましょう。

質問 1 . 簡単に自己紹介をお願いします

質問の意図

  • 学歴職務経歴を確認しています。
  • 説明能力を確認しています。

回答のポイント

  • 序盤に出題されやすい質問です。第一印象を決めるつもりで、明快にハキハキ答えましょう
  • 自己紹介で求められるのは「簡潔な人物説明」です。自己PRではないことに注意しましょう。
  • 「学校を特定できる発言はしないでください」と指示された場合は、学校名を明かさないよう注意しましょう。

質問 2 . 試験会場まではどうやって来ましたか?

質問の意図

  • とっさの質問に分かりやすく受け答えできるかを確認しています。

回答のポイント

  • 会場までの経路を、よどみなく簡潔に答えましょう
  • 使用できる交通機関が指定されている場合は注意しましょう。
    ※ 車での送迎が禁止されている場合など。

質問 3 . 緊張していますか?

深掘り質問緊張への対処法があれば、教えてください

質問の意図

  • ありのままの状態を評価するために、受験者の緊張を解かせています。
  • 緊張に対する自分なりの対処法を持っているか確認しています。

回答のポイント

  • 笑顔が大事です。※笑顔は自分自身を落ち着かせる効果もあります。
  • 無理に平然を装うのはやめましょう。逆に「抱え込む人」という印象を与えてしまいます。
  • 緊張に対処するためにどんな工夫をしているか、具体的に伝えましょう。
  • 緊張への対処法については、実際の経験談などを織り交ぜて回答しても良いでしょう。

質問 4 . 志望動機を教えてください【重要】

質問の意図

  • 仕事に対する情熱価値観を確認しています。
  • 自分たちの組織に対する志望度を確認しています。
  • あなたが「やりたいこと」と組織が「していること」が噛み合っているかを確認しています。

回答のポイント

  • 主張に一貫性合理性があるか確認しましょう。
  • 具体的な経験能力などを土台にすると説得力が高まります。

質問 5 . 人助けは他の職業でもできると思いますが、なぜ消防官なんですか?

質問の意図

  • 就職活動の軸が明確であるかを確認しています。

回答のポイント

  • 志望動機との一貫性を意識しましょう。
  • 他の職業( 特に 警察官・自衛官・海上保安官・消防団 など )との違いを明確にしておきましょう。

質問 6 . あなたがなりたいと考える理想の消防官とは、どんな人物ですか?

深掘り質問その理想を実現するためには、どうすべきだと思いますか?

質問の意図

  • あなたの職業観を確認しています。
  • 自分の将来像に対する明確なイメージを持っているかを確認しています。
  • 理想と現実のズレがないかを確認しています。
    ※ 組織の特性上、実現不可能な目標を掲げている場合などはNG。

回答のポイント

  • 役職や肩書き( 救助隊員・救急隊員・ポンプ隊員 など )ではなく、仕事との向き合い方にフォーカスしましょう。
  • 理想の消防官像に近づくためのプロセスを示しましょう。
  • 今すでに何か努力していて、それを今後も継続する姿勢をアピールできれば理想的です。

質問 7 . どうしてこの地域(消防本部)を受験しようと思ったのですか?【重要】

質問の意図

  • 地域的なこだわりを確認しています。
  • 志望度を確認しています。

回答のポイント

  • 地元以外の地域を受験する場合は、その地域の特色や魅力を事前調査しておきましょう。
  • 親の介護や子育てなど、生活に直結する合理的な理由があれば、通勤面や給与面のメリットに触れても構いません。

質問 8 . この地域の行政課題は何だと思いますか?

深掘り質問その課題について、行政はどのように対応すべきだと思いますか?

質問の意図

  • 地域課題に対する理解度を確認しています。
  • 地域課題に対する問題意識を持っているか確認しています。

回答のポイント

  • 事前の自治体研究が何より重要です。客観的な情報・知識に基づき返答しましょう。
  • 行政を批判するような言動にならないよう注意しましょう。

質問 9 . 我々が行っている施策の中で、何か興味のある取り組みはありますか?

深掘り質問1その取り組みがどのようなものか、簡単に説明してもらえますか?
深掘り質問なぜその取り組みに興味を持ったのか、理由を教えてください

質問の意図

  • 組織の取組に対する理解度を確認しています。

回答のポイント

  • 事前の組織研究をしっかり行いましょう。
  • 興味を持った理由は、「自分の強みを活かせるから」という主張につなげると説得力が高いです。

質問 10 . 併願状況を教えてください

深掘り質問もし複数の内定が出たら、どうされますか?

質問の意図

  • 志望業界のこだわり志望順位を確認しています。

回答のポイント

  • 第一志望である旨をしっかり伝えましょう。
  • 異業種の併願先まであえて伝える必要はありません。就職活動の軸をしっかり持っていることをアピールしましょう。

質問 11 . もしここ( 面接中の消防本部 )で内定が出なかったら、どうしますか?

質問の意図

  • 意地悪な問いかけに動揺せず、冷静に受け答えできるかを確認しています。
  • 本気度を探っています。

回答のポイント

  • プレッシャーをかける質問ですが、うろたえずにハキハキ答えましょう。
  • 別の機会に再チャレンジする」と伝えるのがベターです。

質問 12 . 希望する部署( 職務 )はありますか?【重要】

深掘り質問1なぜその部署を希望するのか、理由を教えてください
深掘り質問2その部署について、知っている事があれば教えてください

質問の意図

  • 希望部署を確認するのと同時に、職務内容への理解度をみています。

回答のポイント

  • 志望動機との一貫性を意識しましょう。
  • 入庁後のキャリアプランをどう思い描いているかを伝えましょう。

質問 13 . 希望しない部署に配属されたらどうしますか?

質問の意図

  • 働き方に対する柔軟性を見ています。

回答のポイント

  • 臨機応変に対応できることをアピールしましょう。
  • 「希望部署に行けるように頑張る」という姿勢よりも、「どんな部署でもやりがいは見出せる」という姿勢が望ましいです。

質問 14 . 1分間で自己PRをお願いします【重要】

質問の意図

  • あなたが「できそうなこと」と組織が「求めていること」が噛み合っているかを確認しています。

回答のポイント

  • 具体的なエピソードなどを盛り込んで主張の根拠を示しましょう。
  • 自分の強みを全部伝える必要はありません。組織が求めそうな人物像を自分なりに分析・イメージして、その特徴と噛み合う強みをアピールしましょう。

質問 15 . 学生時代に一番頑張ったことはなんですか?【最重要】

質問の意図

  • コンピテンシー評価に必要な、受験者の過去の行動事実を集めようとしています。

回答のポイント

自己分析を通じて、自分の強みを示せる過去の経験を整理しておきましょう。

極めて重要な質問であるため、少し詳しく解説します。

消防官を含め、近年の公務員面接では、コンピテンシー評価型面接という面接手法が用いられることが一般的です。コンピテンシー評価型面接とは、「成果を上げる人材と共通の行動特性を持っているか否かで受験者の適正を評価する面接手法」です。

要するに、「優秀な消防官には共通点があり、その特性は困難に立ち向かうときによく発揮されるよね。ならば、困難への対処方法が優秀な消防官と似ている受験生は、たぶん良い消防官になるから採用しようね。」という話です。

「今まで一番力を入れて取り組んだことはなんですか?」という質問は、このコンピテンシー評価型面接において最も重要な質問群の最初の一手です。ここからの受け答え次第で、真面目に合否が変わります。深掘り質問も含めて、必ずスムーズに返答できるよう準備しておきましょう。

なお、コンピテンシー評価型面接については以下の動画で詳しく解説しています。受け答えのコツや望ましい人材像なども一緒に解説していますので、時間に余裕のある方はチェックしてみてください。

以下の深掘り質問は、冒頭で紹介した動画「イシカワの消防模擬面接」には収録されていません。模擬面接をしたい場合は、こちらの動画を使用してください。

深掘り質問1その経験の中で、何か成果を生み出したということはありましたか?

質問の意図

  • 受験者のコンピテンシーが発揮された瞬間を特定しようとしています。(厳密ではないですが、簡単に言えば「受験者の良い行動特性が発揮された瞬間」を見つけようとしています。)

回答のポイント

  • 何かひとつ、どんな些細な事でも良いので、「自分の力で成果を生み出したエピソード」を必ず見つけておきましょう。

深掘り質問2その取り組みの中で何か大きな困難に直面した瞬間はありましたか?

質問の意図

  • 先の質問と同様、受験者のコンピテンシーが発揮された瞬間を特定しようとしています。

回答のポイント

  • 5W1H ( いつ・どこで・誰と・何を・なぜ・どのように ) を頭の中で整理しておきましょう。
    (「部活で主将をやって苦労した」などの漠然とした内容ではなく、主将としていつどこで誰との(何との)関係性の中でどのような困難に直面したのか、まで明確にしておくイメージです。)

深掘り質問3その困難に対し、あなたはどのように対処しましたか?

質問の意図

  • 困難を乗り越えるために、どのような工夫努力をしたのか確認しています。

回答のポイント

  • 単に「 頑張った 」「 冷静に対処した 」などの抽象的な伝え方ではなく、具体的な行動事実を示しましょう。
  • 独自の視点で物事を工夫し、問題を解決した経験を伝えられると理想的です。

深掘り質問4その経験を通じて、あなたが一番達成感を感じたことはなんですか?

質問の意図

  • どんな目的役割を担った時に、コンピテンシーが発揮されやすいのか探っています。

回答のポイント

  • 消防官の職務の性質上、「 献身的な行動・成果によって大きな達成感や充実感を感じることができた 」などの経験を伝えられると理想的です。

質問 16 . アルバイト経験はありますか?

深掘り質問その経験を通じて、何か学んだことはありますか?

質問の意図

  • 興味の対象を探っています。
  • 仕事に取り組む姿勢を確認しています。
  • 学生に対して社会経験の有無を確認しています。

回答のポイント

  • 継続したことを強調しましょう
  • 協調性リーダーシップを発揮したエピソードを織り交ぜると好印象です。
  • 消防官の仕事に役立つ学びかどうかを考えて話題を選びましょう。
    ※ コスト意識や対人スキルに関する学びなどは特に好印象です。

質問 17 . 友人からはどんな性格だと言われますか?

深掘り質問なぜそう思われているのか、理由はなんだと思いますか?

質問の意図

  • 周囲の人間との接し方を確認しています。
  • 自己評価と他己評価の間に認識のズレがないか確認しています。
  • 受験者が過度に緊張をしている時や、逆に不自然なほど流暢な時に、本来の姿がどんなものか推し量ろうとしている場合もあります。

回答のポイント

  • 事前の自己分析他己分析を通じて、自分の人間性に対する理解を深めましょう。
  • 性格の良し悪しではなく、物事の考え方の特徴人柄をアピールしましょう。

質問 18 . あなたの長所と短所を教えてください【重要】

深掘り質問1長所を活かせた具体的なエピソードなどあれば教えて下さい
深掘り質問2短所を克服するために普段から気を付けていることはありますか?

質問の意図

  • 客観的な自己分析力があるか確認しています。
  • あなたの強み弱点組織風土に合っているかを確認しています。

回答のポイント

  • 消防で活かせそうな長所を選びましょう。
  • 無難な短所を選びましょう。
  • 言い換えれば長所になるような短所を選ぶことで、短所のマイナスイメージを軽減できます。
    例)「我が強い性格だが、リーダーシップがある」「お節介な性格だが、社交的で誰とでも仲良くなれる」

質問 19 . 公務員と民間企業の違いはなんだと思いますか?

質問の意図

  • 公務員の目的存在意義を理解しているか確認しています。

回答のポイント

  • 公務員と民間企業の一番大きな違いは目的の違いです。
    ( 公務員 → 公共の利益を追求、民間企業 → 自己の利益を追求 )

質問 20 . 公務員として必要な資質は何だと思いますか?

深掘り質問あなたはその資質を持ち合わせていますか?

質問の意図

  • あなたの公務員観を確認しています。

回答のポイント

  • 公務員にとって最も重要な資質は高い倫理観です。
  • その他の重要な資質としては、責任感・使命感・コミュニケーション能力・堅実な業務遂行能力などがあります。

質問 21 . 公務員の不祥事について、どう思われますか?

深掘り質問不祥事を減らすためには、どうすべきだと思いますか?

質問の意図

  • 公務員の不祥事に対して問題意識を持っているか確認しています。
  • デリケートな質問に対する表現力判断力を見ています。

回答のポイント

  • 毅然とした対応が必要であることを伝えましょう
  • 公務員の不祥事は許せない行為ですが、過度に批判的・攻撃的な言動は避けましょう

質問 22 . 体力に自信はありますか?

質問の意図

  • 肉体的な強みがあるか確認しています。

  • 自己管理健康管理に対する姿勢を確認しています。

回答のポイント

  • 自信がある」と率直に伝えましょう。
  • 主張の根拠を示しましょう。(部活動・サークル活動・ジムでのトレーニングなど)

質問 23 . 過去に大きな怪我や病気になったことはありますか?

深掘り質問日常生活に支障はありませんか?

質問の意図

  • 健康上の問題がないかを確認しています。

回答のポイント

  • あいまいな回答は絶対に避けましょう
  • 過去の怪我や病歴を伝える場合は、具体的なエピソードを交えながら、業務上全く支障がないことをアピールしましょう。(医師の診断・許可がある、競技に復帰している、高負荷トレーニングも大丈夫 など)

質問 24 . 休日はどのように過ごしていますか?

質問の意図

  • ONとOFFを切り替えて心身の健康を保っているかを確認しています。
  • 何気ない質問からどれだけ会話を弾ませられるかを見ています。

回答のポイント

  • 休日はリラックスして過ごしていることを伝えましょう。
  • 知的活動的社交的な過ごし方だと尚良いでしょう。

質問 25 . 何か趣味はありますか?

質問の意図

  • あなたの人柄を探っています。
  • 興味の対象を探っています。
  • 軽い話題を振って、緊張を解かせたい場合もあります。

回答のポイント

  • 具体的なエピソードを交えて話しましょう。
  • あなたの良い人柄価値観が表れる趣味を選びましょう。
  • 知的活動的社交的な趣味だと尚良いでしょう。

質問 26 . 何か特技はありますか?

質問の意図

  • あなたの人柄を探っています。
  • 興味の対象を探っています。
  • 業務に活かせる特技を持っていないか探っています。

回答のポイント

  • 具体的なエピソードを交えて話しましょう。
  • あなたの良い人柄価値観が表れる特技を選びましょう。

質問 27 . 何か仕事に活かせそうな資格を持っていますか?

質問の意図

  • どんな目的意識を持って資格取得してきたのか確認しています。
  • 仕事に活かす意思があるのかを確認しています。

回答のポイント

  • 「何を取得したか」よりも「なぜ取得したか」が重要です。
  • アピールできる資格が無い場合でも、不合格経験現在勉強中であることを伝えると好印象です。

質問 28 . どんな時にストレスを感じますか?

深掘り質問1ストレスを感じた時、どのように対処していますか?
深掘り質問2おすすめのストレス解消法などがあれば、教えてください

質問の意図

  • ストレス耐性を確認しています。

回答のポイント

  • 基本的に「ストレスは感じにくい」というスタンスで回答しましょう。
  • ストレス解消法はポジティブな手段を選びましょう。

質問 29 . 人生で一番つらかった経験を教えてください【重要】

深掘り質問その経験から何か学んだことはありますか?

質問の意図

  • 困難にどう対処してきたかを確認しています。
  • ネガティブな要素を探すための質問ではありません。困難を乗り越える過程であなたが身に付けた行動指針価値観を探っています。

回答のポイント

  • 困難との向き合い方を具体的に示しましょう。
  • 消防官の職務の性質上、「肉体的な困難を物事の工夫や精神的な力強さで乗り越えた経験」をアピールできると理想的です。
  • 過去の教訓を今の生活にどう活かしているのかを具体的に伝えましょう。

質問 30 . 今まで人間関係で苦労したことはありますか?【重要】

深掘り質問その時、あなたはどのように対処しましたか?
深掘り質問その経験から学んだことがあれば教えてください

質問の意図

  • 人間関係のトラブルとどう向き合ってきたかを確認しています。

回答のポイント

  • 「苦労した経験なし」は、現実的な返答ではないのでやめましょう。
  • 他者に責任を押し付けるのではなく「自分はどうすべきだったかどう行動したのか」を伝えましょう。

質問 31 . 消防学校では大人数での共同生活になりますが、大丈夫ですか?

質問の意図

  • 共同生活に対する理解適正があるかを確認しています。

回答のポイント

  • 「大丈夫です」と答えた上で、その根拠となる経験(部活動・アルバイト・ルームシェア・社会人経験など)を伝えましょう。

質問 32 . 上司と意見が合わなかったらどうしますか?

深掘り質問上司の意見が明らかに間違いだと気付いた場合、あなたはどうしますか?

質問の意図

  • 上下関係における素直さがあるか確認しています。
  • 単なる「YESマン」ではないか探っています。

回答のポイント

  • 指揮系統の重要性に理解を示しつつ、意見具申の必要性にも触れましょう
    意見具申(いけんぐしん)… 自分より上の役職に意見を述べること。

質問 33 . 住民対応する上で大切なことは何だと思いますか?

深掘り質問もし住民からクレームを受けたらどうしますか?

質問の意図

  • 住民サービスの向上に取り組む姿勢があるか確認しています。
  • トラブルに対し、主体的に対応できるかを確認しています。

回答のポイント

  • 住民の立場や考え方に寄り添う姿勢を示しましょう。
  • 住民対応への真摯な姿勢」は公務員にとって特に重要な要素です。適当に回答せず、誠意が伝わるように丁寧に返答しましょう。
  • 親身な対応」と「毅然とした対応」のバランスを考えましょう。
  • クレーム対応において上司への報告は大切ですが、あくまで対応の主体は自分であるという責任感を持ちましょう。

質問 34 . あなたを色で例えると、何色ですか?

深掘り質問その色を選んだ理由を教えてください 」

質問の意図

  • いわゆる「アイスブレイク」と呼ばれる質問です。受験者の緊張をほぐすために、あえて素朴な質問をはさんでいます。
  • とっさの質問に分かりやすく受け答えできるかを確認している場合もあります。

回答のポイント

  • 難しく考える必要はありません。
  • できればポジティブな色を選びましょう。

質問 35 . あなたのモットーを教えてください

質問の意図

  • あなたの価値観行動規範を探っています。

回答のポイント

  • 他の質問(特に自己PR)との一貫性を意識しましょう。
  • ネガティブな印象につながるモットーは避けましょう。

質問 36 . 座右の銘を教えてください

質問の意図

  • あなたの価値観行動規範を探っています。

回答のポイント

  • ポジティブな言葉を選びましょう
  • 有名な格言などにこだわらず、本当に好きな言葉を選んで個性をアピールしましょう。

質問 37 . 最近、興味を持った社会問題などはありますか?【重要】

深掘り質問1なぜその問題に興味を持ったのか、理由を教えてもらえますか?
深掘り質問2その問題を解決するためには、どうすべきだと思いますか?

質問の意図

  • 情報感度を確認しています。
  • 社会課題に対する問題意識を持っているか確認しています。
  • 社会的なバランス感覚を身に付けているか確認しています。

回答のポイント

  • 批判的・攻撃的な言動は避けましょう
  • 宗教・政治思想に関する話題は避けましょう。
  • 普段から社会問題への関心が高いことをアピールしましょう。
  • 自分はどう行動すべきか」という視点にまで落とし込めると理想的です。

質問 38 . 最近、読んだ本はありますか?

深掘り質問1なぜ、その本を読もうと思ったのですか?
深掘り質問2どんな内容か、簡単に教えていただけますか?

質問の意図

  • 読書習慣があるかを確認しています。
  • どんな物事に関心があるのかを確認しています。
  • 知識を要約し、簡潔に伝えられるかを確認しています。

回答のポイント

  • 漫画や雑誌、読んでいない本について話題にするのはやめましょう。
  • なぜ読んだのか、結果的に何を感じたのか」を伝えましょう。
  • 15〜30秒程度で話せる本の要約を事前に準備しておきましょう。

質問 39 . 最後に何か話したいことはありますか?

質問の意図

  • 緊張がほぐれてきたタイミングで、もう一度アピールチャンスを提供しています。
  • 発言内容の訂正補足情報などを聞き漏らさないようにしています。
  • 面白い受験生だと感じて、もう少し話を聞きたいと思っている場合もあります。

回答のポイント

  • アピールしきれなかった強み熱意を伝えましょう。
  • 「何もありません」はやめましょう。どうしても思い浮かばない場合は、せめて面接してくれた事に対する感謝の気持ちを伝えましょう。

質問 40 . 何か質問はありますか?【重要】

質問の意図

  • コミュニケーションにおける自発性があるか確認しています。
  • 自由度の高い質問に対する発想力を見ています。
  • 組織に対する不安や疑問を解消する機会を用意しています。

回答のポイント

  • 調べればすぐ分かる質問や、給与・休日・福利厚生などの待遇面の質問は避けましょう。
  • 「質問なし」は絶対にやめましょう。「組織に対する興味がない = 志望度が低い」と評価される可能性があります。
  • 「自分の資格の活かし方」や「〇〇に必要な能力が知りたい」など、強みや熱意を強調できる質問を用意しておきましょう。
  • できれば質問に対する面接官の反応まで予想し、それに対するリアクションまで考えておきましょう。

おわりに

今回は、消防官採用試験の面接で聞かれやすい頻出質問40個と、それぞれの質問意図と回答のコツを紹介しました。

消防官採用試験の面接では、強面の面接官を前にして緊張してしまう人も多いと思いますが、どこの消防本部でも質問内容はある程度共通しているので、定番質問を把握して回答を準備するだけでも効果的な対策になります。

もちろん、実際の面接では受験者の態度や言葉の選び方、深掘り質問への対応力なども合否を左右する要素となります。ただセリフを丸暗記するのではなく、模擬面接を繰り返し、自信のある冷静な受け応えを身に付けることが大切です。

本記事で紹介した頻出質問と回答のコツを活用して、本番に向けてしっかり準備しておきましょう。

なお、消防と警察を併願受験する方は、下記の記事で警察官採用試験の頻出質問をまとめていますので、あわせてどうぞ。

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